H24年度前期まとめ
成績も出たということでまとめておく。
履修した科目
- 情報理論
- 線形代数学続論
- 情報と社会
- 論理回路
- 数理論理学
- コンピュータネットワーク
- エレクトロニクス入門
- プログラミング言語(計算機)
- 熱力学
- 図学A
- 計算機科学実験及演習1(計算機)
- 確率論基礎
- 英語IIA
- 微分積分学続論A
- 数学科教育法II ※通年
- 比較教育学
- 教育心理学III
去年の前期の21コよりは少ないけれど、バイト始めた後期の14コよりは少ない。
レポート試験が少なくて、12コくらい試験を受けたのがわりとしんどかった。
今回はテスト期間にバイトが入ることを見越して早めに勉強をはじめていたのだけど、全然足りなかったみたい。
感想とか
情報理論(西田先生)
月曜1限ということもあってか、同志が次々と来なくなる中で(最後の方は一桁くらい)、特に家ですることもないので出席していた。
講義資料をWebにアップしてくれる。ほとんど教科書の内容だが、配列が違う。計算過程が教科書より詳しいので、併せて読むと良さそうだった。
試験前に「証明をやったほうがいいですよ」と言われたにも関わらず不十分で行ったら死んだ。
試験範囲は教科書ほぼすべてなので、ちゃんと理解して臨もうと思ったら早い段階から勉強しとかないといけない。まずは通信路容量をきちんと理解することに努めれば、講義も理解できてよかった気がする。
線形代数学続論(稲場先生)
中間試験が1回あって、試験不発でも救われた。
ジョルダン標準形をきちんと計算で出すことが目標、みたいな講義だった。
ひたすら定理などが提示されて証明を行なっていくのだけど、たぶんほとんど誰も理解してなかったと思う。
中間試験は対角化の計算問題がほとんどだったが、期末試験は証明と半々くらいだった。
中間試験では計算をミスり、期末試験では計算式をミスって簡単(らしい)問題を落とした。去年の線形代数から何も進歩してない。もう線形代数向いてないと思う。
情報と社会
睡魔との戦い。内容は概ね面白かったけれど、内容が被ったりして退屈なときもあった。
情報と社会を絡ませると著作権に流れるのは仕方のないことなのか。
試験はレポート4個。分量が多いと嘆く人が多かったけど、別に何週間もかかるレベルではなかったと思う。
論理回路(高木先生)
教科書がAmazonのレビューで酷評されていたけど、それほどひどくなかった。むしろ例が豊富でわかりやすいほうな気がした。ただ、段落をもうちょっと区切れば読みやすいのに、というのと、はるか前方の例題を参照するのがめんどくさい、とは思った。
毎回レポート課題が出る。いつも1題から多くても3題程度で、講義の復習問題。
試験問題はレポート課題と似たような感じで、日頃からレポート課題をちゃんとやってれば余裕。ただ80点以上取らないと追加のレポート課題や、再試験を受けないといけなかったらしい。意外と捕まっていた。
数理論理学(高崎先生)
先生の語り口調が面白い。
証明は機械的でとっつきやすい感じだけど、試験では本質的なこと(用語とかも)を聞かれるので中途半端にわかった気になると危ない。
友人のおかげで助かった感じがする。
試験前に、昨年度履修登録者109人に対して取得者29人ということで話題になったけれど、今年度はどうだったのか。
コンピュータネットワーク(岡部先生)
まだ成績が出てない。
昔基本情報技術者を取ったときに勉強したなー、という感じで懐かしかった。
後半は外部講師に講義をしてもらえる。OSSの話もあって、なかなかおもしろかった。
試験は用語説明が主だった。
エレクトロニクス入門(守倉先生)
最初の講義を聞いてから、次に出席したのが6月の後半だったと思う。5限ということもあった。
教科書を中古で買ったら書き込みがいっぱいされていて、読んでたら勉強になった。
例題を解いて過去問を解いて試験に臨んだ。試験は過去問と例題から出されていて助かった。
エレクトロニクス入門でも論理回路を扱うけれど、もう勉強していたところだったから特別に何かすることもなかった。
プログラミング言語(奥乃先生、五十嵐先生)
SICPの3章と4章をやった。
4章では教科書を理解するために独自のテキストを用意してきてくださったりしてすごかった。講義受けた甲斐があったと思った。
毎回レポート課題(LaTeXで書かないといけない)がある。問題は難しくないけどプログラムの説明がめんどくさかった。
前半と後半で二回試験があった。教科書を読んで、どの手続からどの手続きに何が渡されて何を返されるのか、というのを把握しておく必要がある。でも、問題文に書かれていることを実装するだけなのが多いので、Schemeがちゃんと書けたらそれほど対策することもない。
熱力学(木下先生)
OCWで講義資料が公開されている(先生は違うけど)。だいたいそれに従って進められる。
あんまり厳密な話や数学的な話はなくて、なんか高校物理っぽかった。
レポート課題が2回あったけど、期限が1か月先とかでゆとりがあった。
試験もレポート課題がベースになっていた。サイクルとかMaxwellの関係式とかをちゃんと覚えていれば解けると思う。
図学A(西垣先生)
解説がとても短く、演習時間がほとんど。習うより慣れろという感じ。そして毎回10分くらい遅刻してくる。ある日は12分遅刻し、5分解説し、残りはすべて演習だった。
周りに図学Aを履修した友達がいるか、わからないことは積極的に質問する姿勢がないとしんどい。
たまに教科書の演習問題からレポート課題が出る。基本的問題はほとんどなくて、どれも少しひねってある。
試験は2題。ほとんどレポート課題で出た問題と一緒だった。
計算機科学実験及演習1
ソートをC言語で実装した。
プログラミングやってる人にとってはただの復習。ただ、scanfは使っちゃダメだったり、入力の形式が特殊だったり、むしろ仕様が決まってなくてテストケースもなかったりしてめんどくさかった。
演習中に、こんなプログラムにすらバグを埋めるのか、というのがよくあって落ち込んだ。高2の頃のほうがよく書けた気がする。
最後の総合課題は書くことが意外と多かった。モジュールをたくさん分けると説明が増えて死ぬ。
確率論基礎(吉田先生)
教科書がわかりやすく、講義も教科書のトレースだった。全体で5回くらい出席した気がする。
教科書が面白いので講義に出ないくせに勉強はしていた。
試験はレポート。提出日前日まで手をつけていなかったけど、なんとかなったらしい。
英語IIA(五十嵐先生)
スティーブン・ピンカーの『Words and Rules』(2000)を読んだ。
1回生のときもそうだったけれど、先生が言語学とかを専門としていたりするので、語学の講義のはずなのに言語について講義してもらっているみたいになって面白い。
毎回担当者を決めて、それぞれ1ページずつをまとめて発表する。媒体は紙だったりスライドだったりいろいろ。
中間試験が一回あった。学校の英語の試験っぽい試験だった。範囲が広いのと、講義で英文法的なことをほとんど扱わないせいで難しく感じる。期末試験も中間試験と同じ感じだった。
微分積分学続論A(西村先生)
教科書もなく、板書も取りづらいので苦戦した。文字がベクトルをあらわしているのか、スカラーをあらわしているのか、この部分は総和なのかそうじゃないのかわからないことがよくあった。
というか、しょっちゅう睡魔に負けたのがよくない。
講義では総和規約を使う。慣れないと何やってるのか全然わからなかったが、使ってると手放せなくなる。
ほとんど毎週レポート課題が出る。めちゃくちゃ難しかったり、アホみたいに簡単だったりする。
演習の時間が1回と、中間試験が1回あった。
期末試験はレポート課題と中間試験の内容+αみたいな感じだった。証明は覚えなくてもいいが、ベクトルの発散、勾配、回転の計算のほか、Greenの定理、Gaussの定理、Stokesの定理は使えるようになってないといけない。
教育学部科目とか
保留