中国に行ってきた:3.苏州(蘇州)
曲阜から夜行列車に乗って、父の住む苏州(蘇州)に行った話
北京行った話はこっち:中国に行ってきた:1.北京
曲阜行った話はこっち:中国に行ってきた:2.曲阜
七日目(苏州)
夜行列車での眠れぬ夜を過ごして、朝6時半ごろに苏州站到着。
苏州には単身赴任の父が住んでいる。
駅を出てバス停に着いたところでちょうどバスが行ってしまったので、タクシーに乗ることにした。10分ほどで到着。出勤前の父に会った。
部屋に入ってシャワーを浴び、ソファーで横になった。何か一つの旅の終わりを感じた。
そのまま寝てしまった。次に起きて時計を見たら16時だった。寝過ぎた。
仕事から帰ってきた父と晩御飯を食べて寝た。
八日目(苏州↔扬州)
朝、長距離バスで扬州(揚州)に向かった。2時間半ほどで着いて、昼ごはんを食べた。本場の揚州炒飯。やっぱりご飯が白い。
扬州では痩西胡に行った。杭州にある西胡の痩せてる版みたいな名前。
実際は西胡とは全然違う細長く入り組んだ湖で、なかなか風情があった。
北上して大明寺に行った。
ここは鉴真(鑑真)ゆかりの地で、日本の唐招提寺や東大寺とも関係が深い。
臥仏殿という建物の中に寝転んだ大仏がいた。
建物に入った瞬間目が合った。
九日目(苏州)
苏州の東にある大きな湖、太湖に行った。地下鉄とバスを乗り継いで2時間ほど。その広さと屋台から漂う魚の干物の匂いのせいで海に来たみたいに感じた。
石山公園という山を囲んだ公園と、林屋洞という洞窟に行った。
洞窟はスケールが大きい。ただ、色付きのライトのせいでギラギラしていた。
帰りに苏州站で2日後の上海までの切符を購入。夜は広東料理を食べた。
十日目(苏州)
父が仕事で出ていったので、一人行動。
朝ごはんを食べてから苏州大学を見に行った。門には守衛がいたけど通れた。
苏州大学は北京で見た清华大学よりずっと小さい。でもツタをめぐらせた古い建物があったりして雰囲気が良かった。
こちらも軍訓をしていて、軍服を着た一年生がうじゃうじゃいた。
食堂の横では学生がライブをしていた。日本と同じだと思った。
3つに分かれたキャンパスを歩きまわると昼過ぎになっていた。
昼ごはんを食べてから平江路というところを歩いた。
水路沿いの道で、昔ながらの街並みが美しい…とガイドブックにあったが、観光客向けのカフェや土産物が多くて少しがっかりした。
次に苏州の有名な虎丘に行った。
頂上に地盤沈下で傾いた塔がある。綺麗な公園だった。
部屋に帰ってから、ソファーに寝転がって「天天把歌唱」っていうCCTVの歌番組をずっと見ていた。
「我要去延安」っていう歌がインパクトあった。
《唱响中国》优秀歌曲MV展播— 我要去延安
すごく延安行きたそう。
あと「相亲相爱」っていう歌も妙に耳に残った。
中央电视台2010年春节联欢晚会【7】歌曲《相亲相爱》—孙楠、王力宏等
CCTVの番組はネットでも見れるみたい。
十一日目(苏州→上海)
朝8時、久しぶりのバックパックを背負って出発した。
上海站へ。